教える、教わる。
ニンゲンも動物も一緒。
どうやって生きるのか、
これはどう使うのか、どういうときに使うのか。
そういうのを教わってって、生きていくもんだ。
だって、生まれたばかりの子どもは
なんの知識もないのだから。
◇
◆
◇
仕事で疲れ切ったときとかは
ぼんやりYou Tubeをみることが多い。
見ていて思ったのが、
親が子どもに物の使い方や、
こうなったときはこうしてみよう、とか、
手順をしっかり教えていることだ。
卵の割り方はこうだよ、
お水こぼしちゃったらこうしようね、
使ったらちゃんと元に戻そうね、
初めてのことに関してはそりゃもう手取り足取り。
丁寧に教えている。
そしてお子さんがやるところを
お子さんを信じて見守っている。
仮に失敗したとしても、
怒鳴ったり叩いたりすることはない。
「あちゃ~失敗しちゃったね、次頑張ろうね~」と
受け止めて励ましている。
・・・うちの家ではなかったことだ。
わたしの家は・・・
”何も教えなくてもできて当たり前”みたいな感じだった。
自宅で留守番するときも、
帰りが遅い母親に代わってレトルト食品を温めることも、
ご飯を炊くことも、洗濯機を回すことも、
お風呂の準備をすることも・・
親から教えてもらうことはなく、やっておけ。
しかもミスなく完璧に、だった。
無理なのよ、ふつーに。
できるわけないのよ、子どもが。
なんの知識もない知恵もない子どもが
勝手にできるわけないの。
本当にわからないから、
一度親にお風呂のお湯を炊くために
ガスの付け方を聞いたの。
そりゃもうめんどくさそうに教えられたよ・・・
このときに「ああ、聞いちゃいけないんだ・・」って
強く思い込んだことを覚えています。
それからは親の行動を観察して、
盗める行動は盗んで、
なるべく親に聞かないようにしていました。
そうしたらね、都合よく使える奴隷になってしまって・・
親の代わりに家事をするようになってました。
ほんと・・・いいように使われて、
大人になってもそのくせが出てしまって、
バイト先や職場でいいように使われてしまっていました。
◆
そうなのよ。
知らないんです、教わってないから。
本来教わるべきことを親が放棄して教えてないから。
わからんのです、人間関係の作り方も、
生き方も、お金との付き合い方も。
知識も足りないし、少ない知識も間違った情報なのだ。
大人になってから生きづらさが生じてくる。
トラブルが多くなる、自分が嫌いになる・・。
負のループに入ってしまう。
だから、学び直しが必要。うん。
できれば自分一人で学ぶのではなく、
誰かに頼ったほうがいいかも。
カウンセリングやセミナーやら。
教わることも大事だからね。
自分を知ることも大事。
自分がどんな思い込みで苦しんでいるのか、
どんなことが好きなのか、
どれだけの感情を抑え込んできたのか、
本当にしたいことはなにか・・・。
自分を知って正しい知識を手に入れれば、
人に頼っていいことを知って実践できれば、
多分大丈夫、そんなに負のループに入ることもない。
・・・しんどかったなぁ。
思い出したくないし、親のことは嫌いだし、
学校の先生も同級生も親戚も嫌いだ。
地獄だったわ、本当に。
よくも苦しめてくれたな、オレが本気出したらお前ら全員残酷なまでにボコボコにして葬ってやるというのにやらなかっただけよかったと思えよ、顔も見たくないし、思い出したくもないわ。
・・・おっと本音が出たねw
大事大事、本音言うの。ずっと我慢してたんだから。
本来子どものときに学ぶことを、
すっぽかして大人になってしまった。
おかげさまでいろいろくじけたし、失敗もした。
理性で考えれば非常に効率が悪い、親ガチャハズレもいいところ。
正直負け組って思ってしまう、悔しい。
今から学び直して、
果たして何ができるのか?
自分はどうしたいのか?
マイは感じていなかった感情を感じ、
親に言えなかったことを言って、
いろいろと改善し、学び直している最中。
まだまだくじけるし、ミスっちゃうけど、
「仕方ないよね」って思えるだけ成長した。
さて、どうするか。
きっと周りと比べちゃうのって
まだまだ他人軸なんだろうねw
あとは単純に負けず嫌いかw
なら思いっきり自分がしたいようにしたほうが良さそうだ。
今は家でひたすらゲームしたいね。
てな感じで。
教わってなかったのでわからないで~~すって
いろいろと白旗上げて、
教えを請うことを覚えていきます~って話でした。
ありがとうございました!
written by マイ(@iamxxxgv)
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