【AC】貴重な”家族としての記憶”がケンタッキーに詰まっていた件について

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最近ケンタッキーがやたらと好きです。
一番落ち着くし、
バーガーとかも写真に近い感じで
かなりボリューミーだし。
店舗もいい雰囲気だし。
好きなんだよね、うん。



なんでだろうな~、と思ったの。
どっちかっていうと、
マックの月見やグラコロが好きだから。
ポテトもどっちかっていうと
マック派だし。



いろいろ考えているうちに思い当たったことがある。
子供の頃、本当に時々だけど、
家族でケンタッキーに食事に行っていた。




その時間がこの上なく幸せだったということ、を。







家にいても自分の空間がなくて辛かった。
無理やり一人部屋にしてもらったけど、
何故かドアがぶち抜かれてて外されてて、
密室にすることができなかったの。



いつも親が無神経に部屋に入ってきて。
それが嫌で嫌で。
わたしのプライバシーがなくて、
自宅は安全基地ではなかった。
※親が家にいないときは安心だったけどw



学校も学校で同級生よりも上に立たなきゃと
常に緊張・焦りがあって
安らげるような場所ではなかった。



ただ本当に時々。
お昼ごはんを食べに
近くのケンタッキーに行くことがあった。




そのお店はドライブスルーがメインの店舗で、
イートインってほっとんど人がいないの。
いても一組くらい。



そこで食事をしている時間が、
”ただの普通の母子”として過ごせて、
本当に楽しくて穏やかで
幸せな時間だったんです。




ただただケンタッキーのメニューを食べて
みんなでおいしいね~って言って。
母も私も妹も、ビスケットが好きだったから、
絶対ビスケットを食べてたし。



同じものに対して関心を向け、共有して時間を過ごす。
これが本来の親子の時間だったんでしょう。
それがケンタッキーにいけば感じることができたんです。



この感覚が、高校生の頃にもありました。
母がわたしと二人でカフェに行くことがあったんです。



その時も「カフェでゆっくり過ごす」という時間を
共有することができて、
楽しい感覚が残っています。








母はたしかに色々やってました。
年に1回は旅行に連れて行ってくれたり、
ドライブ連れて行ってくれたり、
買い物に連れて行ってくれたり・・・



だけどそれは、
母親自身の見栄や自尊心を満たすもので、
子どもに向けられた愛情ではなかった。

実際わたしは1mmも楽しくなかった。



「わたし年に1回は子どもたちと旅行に行くの!」
「時々ドライブもしたりするのよ!」
「どう?私っていい母親でしょ????」



他人や社会から見て、
子どもとの時間を過ごしているシングルマザー、という
レッテルが欲しくてあの人はやってた。



あくまでわたし達娘はアクセサリー。
言う事聞かなければ旅行先でも怒鳴るし、
機嫌取ってないと「車から降ろして捨てる」と
怒鳴られるような感じの人。



・・・・わたしは、
学校を休んでまで旅行なんか行きたくなかったし、
無理やり買い物につきあわされて、
1時間も2時間も親の服選びに付き合うのも嫌だった。



ただふつーの親でいてほしかった。
離婚したんだったらそのこと話してほしかったし、
どういう状況なのか教えてほしかった。
都合の悪い事実を全部隠すような形で
毎日過ごしている親をみているのが、
そんな親と一緒に過ごしているのが、
ほんとうにほんとうに、辛かったです。



旅行なんて贅沢もいらない。
ただ家族の誕生日をちゃんと祝ったり、
関心のあるものを一緒にみたり、
授業参観や運動会にきてほしかった。
それが子どものわたしの願いでした。








正直これに気がつくまでは、
「自分の親は全てにおいて最悪なニンゲン」
思っておりました。



だけどこうして思い出してみると、
本当にちょっとですが、
幸せな、穏やかな、楽しい思い出もありました。




この楽しい思い出を大事にし、
この楽しさを増幅させるために、
時々ケンタッキーに行ったり、
近くのカフェでのんびりしようと思います。



もしかしたら、ケンタッキーもカフェも、
わたしの心の中の安全基地なのかもしれません。
大事にします、この気付き。



ちょっとだけ、また心が軽くなった。
2023年6月。



では、今日はここまでです!
ありがとうございました!



written by マイ(@iamxxxgv
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