世界にはいろんな価値観や考え方がある。
同じ”ニンゲン”でも
考え方も感じ方も全く違う。
十人十色ってマジだったんです。
わたしはごりごりのアダルトチルドレン。
毒親の価値観を押し付けられ植え付けられ、
「ニンゲンはこう生きる”べき”」という思考で
30年以上生きてきました。
子どもの頃はそのままでもよかったんだけど、
大人になって社会に出て交流関係が広くなって、
親の価値観のままでは自分が壊れてしまうことに
気が付きました。というか、壊れた。
人はその人が経験したこと、
感じたこと、思ったこと、
それを周りがどう反応したかによって、
価値観や感じ方・考え方が決まってきます。
経験の種類や感じ方なんて
数えたらきりかないほどあるわけ。
「道歩いてたらころんだ!」という経験でも
人によっては「あちゃ~痛かったわ~」で済めば、
「ええ・・・めっちゃ恥ずかしんやが・・」って
反応をする人もいる。
その違いってそれぞれの”人”が
これまでどういう経験をしてきたかによって出てくる。
だから毒親の価値観”以外”のニンゲンが
めちゃくちゃいるんですよ。
もうその辺ゴロゴロしてるの。
「そんなことしたら親に怒られるよ!」って
思うようなことをやる人が
結構いるのよね、ほんとヒヤヒヤしたてわw
そして同時に思うのだ・・・
「なぜあの人は親に怒られるようなことを
平気でしているんだろう・・・」、と。
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◇
◇
「なぜあの人は親に怒られるようなことを
平気でしているんだろう・・・」
これにはずいぶん悩まされました。
わたしの視野が狭かったのが原因ですが、
本当に周りの人の行動には驚かされて。
わたしにとってタブーな行動も
がんがんやってるのね。
加えて・・・
そうやって自由に行動している人ほど
楽しそうだったり、エネルギッシュだったり、
仕事もうまく行ってたりしてたわけで。
「どうして親の言う通りにしてるのに・・・」
「親が言ってた悪いことをあの人はしているのに・・」
「どうしてわたしは苦しんだ・・」
「わたしが、生まれちゃいけない不要なニンゲンだから・・?」
こう考えてました。
ほんとに、社会人なりたての頃なんかは特にw
そりゃ苦しんで当然なのよ、
だって親の価値観が間違ってたんだから。
◇
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自分で自分を苦しめたり、
人間関係うまく作れなくて落ち込んだり、
友人もほとんど縁が切れてしまったり、
自分から断ち切るようなことをしたり・・
いろいろ失敗を繰り返しながら、
毒親の価値観から抜け出そうと
工夫をしました。
やっとね、34歳になってから
だいぶ安定してきたんだけど。
思ったことは、
色んな人の考え方や価値観を
否定せずに受け入れること。
まぁ「多様性」を受け入れることです。
多様性(diversity)
多様性ってそもそも何?その必要性を考える【ウェルビーイング特集 #21 多様性】
「互いに非常に異なる多くの人や物の集まり」と定義されている。
わかってるよ。
言うのは簡単だけど実行するのが難しいってことも。
だがだけどでも。
毒親の価値観から抜け出すためにも、
いろんな価値観(深層的多様性)があることは
受け入れた方がいい。
別に毒親の言う通りにしなくいてもいいこと。
ちゃんとしなくてもいいこと。
就職して結婚して出産するのが絶対の幸せではないこと。
老後の親の面倒をみることは絶対ではないこと。
こういう考えもあることを知って
受け入れたほうが
断然生きるのがラクです。
もちろん、最初は
「なんでそんな考えなの!!!」って
怒ったり反発したり
人と衝突することもあるかもしれません。
やっていけばだんだん
「ああ、あなたはそうなのね」と
受け入れることができます。
そしてその上で
「でもわたしはこういう
”自分”の価値観があるの」と
胸を張れるようになります。
多様性を受け入れることって、
”親の言いなりにならず自分の意志で生きる”ことを
受け入れるってことにもなるの。
”自分を受け入れる”ことにもつながるのね。
今までは
「親の期待に応えられなかった」と
落ち込んで自責したりしてたのが、
「期待に応えられなくてもわたしはわたし」って
思えるようになる。
だって人にはいろんな考えや価値観があるんだから。
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多様性っていろんな意味が含まれている。
ここでは広い意味での多様性、
特に深層的多様性を指して書きました。
いろんな考え・感じ方・価値観があっていい。
親の言う通りにならなくていいんだよ。
”自分”の意志や気持ちを大事にしていい。
だって世界もその方向に向いているから。
大丈夫。お互いちょっとずつやっていこう。
では、今日はこの辺で!
ありがとうございました!
written by マイ(@iamxxxgv)
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