普通の「劣等感」とACが抱く「神経症的劣等感」について整理する

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劣等感:自分が人よりも劣っているという感じ。



劣等感がいい効果をもたらすか、
自分にとって毒になるか、
それは生まれ育ったココロのエリアによって異なる。





先日自分なりにまとめた
安心感のエリアと劣等感のエリア。
どちらのエリアにいるかによって
劣等感の効果がまるっきり変わる。
そう思うのです。



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同じ劣等感でも与える影響が全然違う



どーもどーも!
育った環境・経験で感じ方がみな違う・・
マイ(@iamxxxgv)です!




わたしは毒親育ちのアダルトチルドレンであることから、
めちゃくちゃ劣等感が強いニンゲンです。
劣等感を敏感に察知して、
勝手に一人落ち込んでいることがとても多かった。



でもでも。
同じように人と比べても
落ち込まず自分を貫いている人がいる。

なんならそういう人が多い気がする。
大人になって色んな人に関わるようになってから、
SNSやYou Tubeをみるようになってから、
「劣等感とうまく付き合っている人」を
たくさん見てきました。



何が違うんだろう、と
自分なりに本を読み漁っているうちに
答えが出てきた。
「安心感」を与えられて育てされたかどうか、なんですね。




要は本人がアダルトチルドレンであるか否か。
それによって劣等感との付き合い方が変わる。
マイはそう思っております。



そこで自分なりに
安心感があるかどうかで
劣等感がどう影響するか、
整理してまとめて書いていきたいと思います。


安心感のエリアの「劣等感」


幼少期に「自分は大丈夫」という
安心感を育まれて育った人たちの
ココロのエリア。




安心感のエリアの人たちが、
SNSをみたり、職場の人と話したりして、
劣等感を感じた場合、
こういう感じで処理されていきます。





安心感のエリアの人:「あの人よりも自分劣ってるなぁ・・あの人すごいなぁ・・」

「自分も追いつけるようにできることからやってみよう」
「自分は自分、マイペースにやろう」
「自分も今十分に満たされている、この幸せを噛み締めよう」






劣等感にとらわれることなく、
前向き・ポジティブにとらえて、
自分の糧にしている印象さえある。




「自分は自分」という軸がしっかりある。
安心感のエリアの人が感じる「劣等感」は
「劣等意識」とも呼ばれたりする。


劣等感のエリアの「劣等感」


幼少期に不安と恐怖がつきまとい、
「自分はだめだ」という劣等感を植え付けられて
育った人たちのココロのエリア。




劣等感のエリアの人たちが、
SNSをみたり、近所の人と話したりして、
劣等感を感じた場合、
こういう感じで処理されていきます。






劣等感のエリアの人:「あの人よりも自分劣ってるなぁ・・あの人すごいなぁ・・」

「どうして自分はこうなんだろう・・」
「あの人のようになれない自分はだめだ」
「自分に生きている価値などない・・」






他人と比べて自分が劣っていることに注目し、
異常なまでに自己嫌悪自己否定自己卑下に陥ります。



これがひどくなった場合、
妬み・嫉妬が出てきて、
「あの人はコネで昇進したのよ」など
ありもしない嘘を言いふらして、
周りの人を攻撃しようとします。



「自分は自分」という軸がない。
劣等感のエリアの人の「劣等感」は、
「神経症的劣等感」とも呼べる。
※神経症的劣等感は自分探しイズムさんの造語です。


影響を変えたいなら、エリア移動が必要


絵にまとめると
こんな感じかと。



劣等感との付き合い方を変えたいのであれば、
ココロのエリアを移動する必要があります。

「劣等感のエリア」から「安心感のエリア」へ。



まず自分のココロが「安心感」を確立していないと、
いつまで経っても劣等感って
自分を苦しめるものになります。
「自分はあの人より劣っててだめだ」、
「この人よりも劣っててだめ、価値がない」など。



でも、書いてきた通り、
「安心感」を持っていれば、
「自分は大丈夫」という意識を持つことになるので、
”神経症的劣等感”に悩まされることはありません。

自己否定や自己卑下をすることもない、
あったとしても回復力があるはずなので、
そんなに落ち込まずに済むはず。



ただ「安心感のエリア」へ移動するには
それなりに痛みを伴うので、
覚悟をしてください。

わたしも今まさに自分と向き合って、
「劣等感のエリア」から「安心感のエリア」へ
移動しようとしていますが、
なかなかに大変です。



でもやるだけの価値はある。
だって気持ちが軽くなってきたし、
落ち込んでも回復が早くなっている。
ちょっとずつ「安心感のエリア」に行けている気がする。



年を重ねるごとに人生を楽しめる様になるかもしれないです。
実際年上の方って、器が大きいしね。
今、年上の方で寛容な方々は、
もしかしたら相当な痛みを伴って
「劣等感のエリア」から「安心感のエリア」へ
移動しているのかもしれません。


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まとめ:自分がどっちの劣等感なのか、自己認知が大事だよ


アドラー心理学が広まったことによって
「劣等感はいいものだ!持った方がいい!」みたいな
流れがあったんですって(読書で得た情報)。
そのせいで「劣等感の種類」を認識せず、
無闇矢鱈に劣等感を意識してしまった
アダルトチルドレンがいらっしゃるそうです・・。



はっきり言おう、それはしんどい。



世間の流行りに流されないで。
しっかり自分を知って、認知して、
劣等感と付き合っていかないと。
ただでさえアダルトチルドレンは
生きるのがハードモードなんだからね。



自分を知ることも痛みは伴う。
正直どっちに転がっても痛いけれど、
確実に自分を知って、安心感を確立したほうが、
痛みが和らぐ。
そして人生のハードルがイージーになる。



自分が感じている劣等感が
どういう性質なのか。
見極めた上で付き合うことをおすすめします。




では、本日はここまでです。
ありがとうございました!!



written by マイ(@iamxxxgv
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