大学を卒業して、流れで就職して、
営業の仕事が合わなくて辞めて、
バイトを挟みつつ、
コールセンターで10年勤めて。
でさ、必ず就職先で言われる。
「せっかく大学出てるのに、
こんなところにいるのはもったいない」
・・・・え。何?
人格否定ですか?????
毒親に「勉強すれば仕事もできる」と思い込まされていた、
かつ、この現象を何度も体験している身としては、
『勉強できる=仕事ができる』ではないと思うし、
そもそも『仕事』にレアリティつけているのが
おかしいんだろうなって、思うんです。
親と世の中から与えられた固定観念、恐ろしい・・
どーもどーも!
実は勉強なんか大嫌いでした☆
マイ(@iamxxxgv)です!
本当は大学行くつもりはなくて。
高校卒業したらどっか就職して
親元を離れるつもりだったんです。
でも・・・
”子どもはアクセサリー”と思っている毒親が、
何を思ったか「大学へ行け」と言い出したのです。
毒親としては・・・
「高校を学力特待生で3年間過ごした娘がいる」、
「大学を出て離れた場所で就職して働いている娘がいる」、
こういう”社会的ステータス”が欲しくて
「大学に行け」と言ったんです。
◇
◇
◇
▼社会的ステータスって?▼
▲『他人からどう見られているか』を基準にしたステータスのこと。▲
例:社会的ステータスが高い
・・・大学を卒業した子どもがいる、親元を離れて仕事をバリバリやっている等
社会的ステータスが低い
・・・子どもが引きこもりで仕事をしない、学校の成績が低い等
とにかく他人軸な見え方を意識している。
他人から良く見られるためにも
毒親は平気で子どもを利用します。
◇
◇
◇
だけど・・
マイは「これを活かそう」って思ったの。
毒親がほしいステータスをくれてやって、
私は一人で北海道に行こう、と。
それで大ッ嫌いな勉強を必死にやって、
無事北海道の大学に合格して、
親元を離れることに成功したんです。
で、一人暮らしを始めた頃のマイは、
まだまだ毒親の価値観に縛られていて、
「ちゃんとしたところに就職しなきゃ」と
思いこんでいたんです。
それが正義であり、絶対だと思ってたから。
でも、いざ就職してみて、辞めてみて、
また職を転々としたんだけど・・
勉強したからって、
どんなところでも仕事できるってわけではないのよ。
正直ね。
”学校の勉強”ができたからといって、”どんな仕事”でもできるってわけじゃない
マイは強く思いこんでいました。
「勉強ができれば、将来は安定」
「どんな仕事でもできる」
実際、勉強はできました。
成績はトップクラスの方だったり、
大学入って、卒業もしたし。
就職しました。親を真似て営業に。
見事に打ち砕かれました。
もーーー他人の時間奪って営業するとか
私にとっては苦痛でしかなかった。
忖度もガンガンあるし、
仕事に必要ないであろうイベントもあるし。
何より自分の趣味を優先できないのが
一番の苦痛だった。
「このままじゃ、実家にいた頃と変わらない」、と。
それで新卒で入社した職場を辞めて、
バイト挟んだりとかして、
シフトの融通が効くコールセンターに落ち着いたのです。
この経験から・・・
「勉強ができる=仕事ができる」ではない、と
よくよくわかりました。
毒親の言っていたことは間違いだった、と。
「仕事ができる」に関しては、
人間関係を上手に構築するスキルも必要だし、
交渉力も必要、向上心も必要だ。
これらのスキルをつけようとする意思もいる。
あと割りと強めのメンタル。
学校では教わらなかった、
教科書には載っていなかったスキルが必要です。
これらのスキルがなく、
一人でいることが好きで、
黙々と探究・追求することが得意なマイには
不向きな仕事だったわけです。
そして何度も言われているが、
「大学出ているのにこんなところにいるのはもったいない」、
きっとこういう風に言う人は、
マイと同じ固定観念を持っているんでしょう。
『勉強ができる=仕事ができる』、と。
34歳のマイが今言えることは、
「仕事は自分に合ったところでやれ」ってことです。
趣味を優先したいなら
優先できる環境にした方がいいし、
何かを突き詰めて極めたいなら
そういう道に行った方がいい。
学力とか学歴ではなくて、
「自分そのものに合っているかどうか」、
これを基準に選んで行ったほうが
絶対にいいです・・!
仕事に”レアリティ”はないと思うんです、だってどんな仕事も大変じゃん
◇
◇
◇
<高レアリティ>
・公務員は社会的ステータスも高いし、
収入も安定しているからいい
・医療事務とか販売員は資格があるからいい
・大手企業の社員は将来性もあるし、素晴らしい
<低レアリティ>
・派遣やバイト、雇用が安定していないし、
時給が安いから駄目
・中小企業、大手の安心感がない
・シフト制の仕事、土日祝日は休みがいい
◇
◇
◇
これがマイが毒されて植え付けられた
仕事のレアリティ。
毒親からは高レアリティの仕事をしろ、と
言われ続けていました。
・・・だが。だがだがだが。
仕事をしてみて思ったけれど、
仕事にレアリティはないです。
”仕事をする”ということ自体が
高レアリティスキルで素晴らしいことなんです。
だってさ、どーんなお仕事でも、
大変なことってあるじゃない、
嫌になることってあるじゃない。
それも含めて、自分の時間を割いて、
仕事をしているって
すごいことなんだよ・・!
だからもう・・・
仕事に対してレアリティをつけて考えることは止めます。
みんなそれぞれの戦いがあるだから。
まとめ:仕事は自分に合ったところで!そこで大輪を咲かせていこうぜ!
お仕事に関してはですね、
まじで”自分に合っているか”、
これを基準にした方がいい!
自分に合わないようであれば、
転々として探していいんですよ。
長い時間を割いて働くんだから。
自分に合う、っていう基準は、
仕事の内容でもいいし、
運営の方針でもいい、
シフト制かどうかでもいいし、
休みの取りやすさでもいい。
そういう自分が一番大事にするものを基準にして
見つけていくことをおすすめします。
人生短いので、無理に同じところにいる必要はないっす、ええ。
◇
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◇
勉強や、大学を卒業したことについては・・
正直仕事に役に立っているかと言われたら、
どうかわからん。
多分直接的には役に立ってないかもしれない。
でも、自分の中では大きな自信になっている。
高校3年間を犠牲にしてめっちゃ勉強して、
北海道に行くっていう夢を叶えた。
その過程と経験は、マイを支えてくれています。
あとは計画を立てて行動したりとか、
効率よく覚えるために工夫したりとか、
サブスキルみたいな感じで
仕事で役に立っている感じはします。
頭の回転も早いおかげで仕事覚えるの速いしね。
勉強したことは無駄にはならないです。
自分の自信になるから。
今持っている学歴は、
「頑張ってきた軌跡」として
大事にすればいいんです。
◇
◇
◇
今日も価値観の整理と更新☆
では、今日はここまで!
ありがとうございました!
written by マイ(@iamxxxgv)
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