毒親に育てられた元子どもの大人が考える、毒親が毒親である3つの理由

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私の親は、毒親です。



子どもの私を支配し、
めちゃくちゃ干渉し、
私の大好きなモノを否定、
とにかく親の言うとおりに
生きていないと
存在価値がない。



そんな風に思わせてきました。






自分が生きづらかった理由、
苦しかった理由は分かった。



自分なりに
価値観から解放され、
どんどん新しいモノを
受け入れていくようにしている。



では、毒親の親たちは、
どうして毒親になったんだろう?




そう思って
ぐぐってみたら・・・



どうやらその根っこには
寂しさや、依存症があったようです。

(もちろんどうしようもない
高~~いプライドもあるけどねw)




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子どもに依存して、自分の寂しさを埋め、自分のステータスを上げていた




私が親の行動で一番腹が立つのが
「謝る」こと。



「こんな母親でごめんね」
「お金も残せなくてごめんね」
「いろいろ我慢させてごめんね」



急にこんなこと言うの。
そのあとの行動なんて
まるで変わらないのに。



子ども側からすると
「謝るんなら行動も正せよ!!
それぐらいガキでもできるわ、
バーーーーーーカ!!!」
って
思うわけです。いやまじで。



そこで「なんですぐ謝るのか」、
ぐぐってみたら、
こちらの記事に出会いました。








私のモヤモヤを
一気に払ってくれた記事です・・!



毒親が謝るのは・・・
”謝るパフォーマンス”なんです。



「あ~~~~それだ~~~!!!」と
めちゃくちゃ納得しました。



なぜ謝るのか?
それは「自分を守りたいから」です。
すぐに謝る親というのは、そのほとんどが子どもに依存していて、嫌われることや突き放されることを恐れています。一人ぼっちになりたくなくて、さみしがり屋です。だから、あなたに依存して心のスキマを埋めようとするんです。

おとなの親子関係相談所




親は「自分」を守るために、
私に謝ってきたんです。




これまでの自分が間違いではなかった、
子どもに迷惑はかけただろうが
必死に育ててきた。
そんな自分は否定されるものではなく、
むしろ世間から称賛されるべき。



これくらい思ってんだろうね、
きっと。



そしてこういうのだ、
「あなたのためだと思ってやった」。
「父親が借金ばかりするから」、
「私は成人してからすぐ住み込みで働いて
うんぬんかんぬん・・・」。



毒親の行動の特徴、
「あなたのためだと言う」、
「誰かのせいにする」、
「自分の過去を話す」。




うちの親は
必ずこの3つの行動がセットでした。



「あなたのためだ」と言って
子どもへ依存、
「誰かのせい」にして
責任・罪を逃れようとする、
「自分の過去を話し」て
自分を正当化する、
自分を守ろうとしている。




毒親の中にある
虚無感や寂しさを
埋めるために・・・

付きまとう不安を
解消するために・・・




こういうプロセスだったのでは、
と考えます。



なお、話をする時、
毒親はこちら(子ども)の気持ちなど
考えていません。




「あんたの考えていることなんて
分かるわよ!」と言いつつも、
子どもに寄り添おうなんてしません。



子どもが傷ついていることなんて
見ようともしません。



ただただ自分を守るために、
必要以上に干渉し、
支配して傍に置くなど、
子どもを利用します。




どうしてこんな行動に出るのか、自分なりに考えてみた。


恐らくですが・・・
毒親自身も
子どもの頃
寂しい思いをしたんだと思います。




愛着障害だとか、
発達障害だとか、
いろいろ検査してみたら
そういうのに該当するかもしれませんね。



子どもの頃
両親は家にいなかった、
両親の中はあまりよくなかった、
親に厳しく育てられた、
長兄長女で親に甘えられなかった・・



そういう心の隙間、
空白、歪みから、
自分の子どもに依存してしまい、
過度に干渉したり、
支配したりして、
自分を守っている。




もっと言えば、
毒親は自己肯定感が
低いんだと感じます。




自己肯定感が高ければ
子どもに依存せず、
自分の人生を楽しむことも
できたと思います。



ですが、自己肯定感が低いと、
「しつけもしっかりできないなんて」、
「宿題もちゃんと提出できない子どもなんて・・」と
自分を否定してしまって、
より子どもに厳しく、
より支配的になると推察します。



さらに3つ目の可能性として、
毒親自身も、
毒親に育てられた。




それゆえに、
自分の子どもにも
過干渉で支配的に接した。



血のつながりでしょうねぇ、
そういうのって連鎖するんですって。



想像力超絶豊かな
HSPの私が推察する限り、
こういう裏事情があって
毒親が生まれるんだと思います。



マイが考える毒親が毒親になる理由

  • 毒親自身が子どもの頃寂しい思いをしていた(愛着障害など)
  • 毒親自身の自己肯定感がめちゃくちゃ低い
  • 毒親も毒親に育てられた






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毒親対策:分からせようとしない、物理的に距離を取ろう




毒親対策としては、
もう分からせようとせず、
子どもから距離を取るのが
一番です。




なぜ分からせようとするのが
NGなのか・・・



それは毒親に説明しても
自分の考えを崩すことは
ほぼほぼないからです。



だって自分を守るために
そうしてきたんですから。




それまでの行動を
否定・間違いだと認めることは、
自分自身を守れていないという
劣等感にさいなまれるだろうし、
毒親のプライドも傷つきます。



ですので毒親は
言い訳をしたり、
こちらの言い分の揚げ足を取って
受け入れようとはしないでしょう。



それでは消耗戦になってしまいます。
(きっぱり)



だから、我々(子ども)が
毒親から距離を取りましょう。




先ほどご紹介した記事にも
ある通りですが。
一番いいのは
物理的に距離を取ること。



「またそうやって謝る。
謝ってばっかりで
何も変わってないよね、
じゃあ一緒に住めないね」



こう伝えて家を出る。



家を出れないなら
「またそういう話だね、
もうやめてって言ったよね。
これ以上話は聞かないよ」と
その場を立ち去る。



とにかく毒親に
自分(子ども)が
都合のいい不安解消装置でないことを
はっきりと示す。



子ども側がしっかりと
毒親から離れて、
毒親に飲まれないように
するんです。



「それは嫌だよ」、
「それ以上は聞かないよ」。
こうやってはっきり。



そして毒親の様子を観察する。
親の行動が変わったか、
変わっていないか。
距離を取って見守るだけ。




改善が見られないなら
引き続き距離を取る。
改善されて、
親がしっかり自立するなら
距離を縮めてもいいかもですね。




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まとめ:いっそ切り捨ててもいい、毒親に飲みこまれず、自分の人生をしっかり歩もう




毒親は変わりません。
だからこちらが変わっていきましょう。



私も変わりたくて
大学進学を利用して
一人北海道に出てきた身です。



おかげで世界が広がりました(笑)



ちなみに・・・・
親の方ですが、
何一つ変わりませんでした。




すぐ文句言うし、
自分の思い通りにならないと
TPOも考えず怒るし、
話をすれば
謝罪パフォーマンス。
私を利用して社会的な
ステータスを得ようとするし。



年齢を重ねたことで
頑固になった可能性もありますが、
ほんっと何一つ変わりませんでした。
そんなもんです。




子どもの立場で考えると、
自分の人生は自分のモノ。
毒親と依存関係になって
消耗戦で共倒れになるよりは
切り捨てて自分の道を
進む方が楽しい。



だから離れる。
距離を取り続けます。




そして、想像力が豊かな私は、
毒親の立場で考えてみる。


まぁきっと、
「どうして帰ってこないのか」と
考えるでしょうね。



何か気に障ることを言ったか、
子どもが何か怒っているのではないか、
連絡した方がいいんじゃないか。
毎日寝る前に連絡させるべきか。



距離を取っている子どものことを
どうにか知ろうとするかな~。




でもね、私が親の立場にだったら、
「子どもが出ていったのは仕方ない。
それ以外に情熱を注げるものを探そう」って
なるんですよ。私だったらね!



趣味でもいいし、
ボランティアでもいいし。
何かしら別のことに
集中する。



そしたら、
子どもへの依存もなくなる。
子どもを支配する必要もない。



仮に私が親になる時は、
毒親にだけはならないようにしたい。



きっと毒親と子どもの関係って、
どっちかっていうと
親の方の心のケアが
必要なのかもしれないね。




以上、これが
毒親育ちのHSP気質な私が
考えた結論です。




参考にさせていただいた記事は
こちらです!
ぜひご覧ください!






自己肯定感を上げるためのメソッド!と
自己肯定感を上げるメリットを書いた
ブログはこちら↓

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