本を買いました。
ずっと気になっていた本です。
『「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ』
しょっちゅう「死にたい」と思ってしまう
わたしには大変ぴったりな本。
*
*
*
「死にたい」って思うのって
そんなガチで「命を終わらせたい」というより、
「こんな辛い状況から抜け出したい」、
「抜け出せないならいっそ消えたい」って感じなんだよね。
多分、相当頑張ってるの。
頑張ってるけど、思うようにいかなくて、
それでしんどくなっている気がするの。
「安易に死にたいって言うなよ~」って思うかもだけど、
言ってないとやってられないくらい追い詰められてんの。
疲れてんの、いっぱい我慢してんの、耐え忍んでんの。
ちょっとぐらい吐き出したっていいでしょ、
頭ごなしに否定しないで、
こっちの気持ち・事情を配慮して、ほんと。
*
*
*
全体的に「そうそう!!!!」って思うことがいっぱいだった。
中でも「ほんとそれ!!!!!!」と思ったのが、
「自分を好きになろう、という暴力」という章だ。
本に書いてあることと同じことを言うんだけど、
「自分を好きになろう」って
”条件付きの承認”だと思うのね。
「自分を好きじゃないと駄目」みたいな。
「自分を好きになるために行動していないと駄目」みたいな。
裏にはそんな思いが隠れているように見える。
どうして「そのままの自分」では駄目なんだろう?
と、ひねくれた思考を持つわたしは思うのだ。
どうして自分を好きになるために行動しないとだめなの?
そのまんまの自分でいちゃ駄目なんか?はぁ??って感じなんだよね。
「自分を好きになること」と
「自己肯定感」は
似て非なるものです。
「自己肯定感」はありのままの、そのままの自分を受け入れることだから。
”条件なし”なんだよ、「自己肯定感」ってのはね。
常日頃「自分を好きになろう!」教が
なんか嫌だと思っていた私にとって、
この観点は本当に大きな救いになっている。
*
例えばさ、もう言っちゃうとバレると思うんだけどね(笑)
とあるフィットネス動画を見て運動するんですよ。
みてるとさ、これでもかってくらい
ポジティブワードが書かれるわけ。
「理想の自分になろう!」
「理想の体を手に入れよう!」
「運動して自分を好きになろう!」
などなど・・・
それを見て違和感を感じるわけ。
わたしはね。
「はぁ?」って。
なんで理想の自分にならないといけないの?
てか理想の自分を追いかけないと駄目なの?
理想の体手に入れないと駄目なの?
単純に健康のために動いているだけでは駄目なの?
なんでそんな自分を好きになることを推すの?
「そのままの自分」でいては駄目なんですか?
理想の押し付けですか???????
こっちの事情も知らないでよく言えるな!!
ってなるわけです。
ポジティブワードがめっちゃ疲れるの。
「今生きている自分」を全否定されているようで。
最近はワードは読まず動画を流して
淡々と体うごかしてます。
こっちは現状維持したくて動いているだけだからね。
*
もちろん、その動画が悪いわけじゃない。
ポジティブワードが悪いわけじゃない。
その言葉を言い続けたことで大きく成長したんだろうし、
なにか成果を収めたんだろうし、
多くの人を救ったのかもしれないです。
わたしの感性がひねくれているだけかもしれないです(笑)
だけど、だけど・・・
もう理想の押しつけだよねって、感じるんです。
感じること・感じたことも悪くないからね。
人によってはそのポジティブワードは
ココロを病ませるキラーワードにもなるんだよ。
また、これもわたしの主観ですが、
心理学を学んでいる方やカウンセラーさん、精神科医さんって
こんな無闇矢鱈にポジティブワードを使わないんだよね。
多分記事を読む人・セッションを受ける人の
背景(これまでの人生や価値観・経験)に配慮してるから。
だから読みやすいし、いくら読んでも疲れないんだと思う。
そうだと言っても発信している方全員に
視聴者さんの背景を考えて言葉を選べ!って言っても
無理な話ですよ(笑)ムリムリ。
そんなこと言ったら表現の自由がどうのってなるもの。
なので見るものは自分で選ぶ。
疲れないものを選ぶのがベターだね。
もちろん自分の主観でね。
*
*
*
無理に笑う必要もない。
楽しむ必要もない。
必要だと思うから運動するだけ。
ポジティブワードに乗っかって
無理に自分を好きにならなくていい。
自分は、そのままでいいのです。
この軸はぶれないようにしようって
改めて本を読んで思いました。
気を緩めたら今やもうそこら中に
ポジティブワードという暴力が
転がってますから。
わたしはゲームで鍛え上げた回避能力で
ゆる~~~くスマートに回避していきます(笑)
そして見るものは選ぶ。全部を受け止めない。
疲れるものには触れない。
全部主観でいいんだよ!!!!感じ方なんて人それぞれ。
自分の感じ方を信じてやってくれ。
間違ってないよ。ほぼほぼね。
*
*
水島広子さんって確か
「それでいい」という本も書かれていました。
もう一度読みたいなって思う。本当に。
なんか近いものを感じます、勝手に親近感。
闇の濃さが似ている感じがします(笑)
安心して読めます。
定期的に「死にたい」と思う方は、
一度読んでみるといいかもよ。
「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ
では今日はこのへんで。
ありがとうございました!
written by マイ(@iamxxxgv)
※SNSもフォローお願いします!
関連記事!