【AC】時々思い出すあのトラウマの本『ナイフ』と向き合ってみることにした【トラウマの棚卸し】

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※本記事には上記の文庫本の感想が書かれています。
内容がいじめと性描写に関するものです。

いじめが苦手な人、性描写が苦手な人は、
閲覧をご遠慮ください。










トラウマになっている本がある。
小学校高学年(5~6年生)くらいに読んだ本。
タイトルも覚えていないし、
作者の名前に「松」がついていることしか
覚えていなかった。



そこで「小学校 高学年 本」で
ググったら見つけました。
すげーなGoogle先生。
重松清さんの『ナイフ』という文庫本です。



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トラウマになった『ナイフ』の内容※閲覧注意


どーもども!
トラウマと向き合ってます。
マイ(@iamxxxgv)です!




本を読んだのが24年前くらいなので、
うろ覚えかもしれないけど、
改めて読み返す事もできないんです
ものすごくトラウマだから。



この本は、いじめに関するお話が
4話くらい入っている短編集で、
その中の1つに「性」に関するいじめがあります。



私はその「性」に関するいじめの話が
とにかく生々しくて、
べっったりと頭の中に残ってます。

本当に気持ち悪いくらい、生々しいの。



どんなもんかっていうと……
本にあった言葉を使うと、
「強制公開オナニー」をさせられてたんです。
(この言葉も書きたくないよほんとは)



たしか、体育館裏で、同級生が集まって、
いじめの対象になった子の性器を
大人数の前でさらけだして、
強制的に自慰をさせる。
しかも視点が「第3者視点」で書かれていたんです。



※確かいくつかのお話がある中で
登場人物が重複してて、
視点が切り替わってたような覚えがあります。



もう、まず!!
大人数で1人の子の服を脱がして、
強制的に自慰させるとか・・・
狂ってるよ。痴漢より悪質だよ。



しかも誰一人として
そのいじめを止めようとしない…
「第三者視点」で書かれてましたが、
その人物も 「公開オナニーだ」と淡々と語ってて・・・



当時の私は(今もだけど)、
「いや、他に思う事ないの?」 と
激しい怒りを覚えました。




確かに…学校という狭いコミュニティーだと
力関係とかあって、声を上げられないのかもしれない。
止める事もできないのかもしれない。
でも、でも、“何か思うことはなかったのか? ”
”異常性に気づかないのか?”と思うのです。



「いじめを傍観している何も考えない第三者」 に
どちゃくそブチ切れてます。

(作品を進める都合上、
そういう立場も必要だったのかもしれないけどね)



それに小学校高学年って言ったら
性の自覚もあり、色々と戸惑う時期じゃないですか。
そんな繊細な時期にこういういじめって…
ほんとどうなの!?って思います。



※多分フィクションだったと思うけど・・
それでもブチ切れるマイさんです。



親や先生はこの本を勧めてきたけど・・内容読んだの?


もう一つ。怒りを感じている事がある。
それは親と学校の先生だ



多分夏休みかなんかの読書感想文の為に
読んだと思うんですよ。



もうメンタルが辛くて辛くて、
私はムリヤリ課題図書を変更しました。
この本についてはとてもじゃないけど
感想なんか書けないって思ったんです。
(親に別の本買ってもらうのって頼めないから
図書館で借りたりしてごまかしたと思う)



私は想像力が豊かで、
持って生まれた共感力も強いし、
この本を読んで被害者の気持ちに同調してしまいました
悔しさ、悲しさ、恥ずかしさ、泣くことしかできないこと、
誰も助けてくれない絶望感・・・
当時もかなりショックでしたが、
今でもふと思い出すと、胃がキリキリします。



親も学校も平気で課題図書として出してきましたが、
内容読んだのかな・・?
その内容が子どもにどんな影響を与えるか、
考えてなかったの??

24年経った今もしんどいんだけど??
ん?????????????(圧)


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トラウマの棚卸し、さぁ、溜まっている感情をどう昇華する?


今回トラウマの棚卸しって事で
ブログを書いているが・・・・
さて。



まず、この本で受けた不快感は感じていい。
追い出そうとすれば追い出そうとするほど
より記憶に染みついてくるもん。
だから受け止めます



不快感、嫌悪感、羞恥、怒り、悲しみ、絶望
たった1冊の本からこれだけの
感情を感じる事ができた。
自分の中の経験として積み上げていいだろう。



経験に昇華することで、
本を読んだり、体育館や学校、
自慰というキーワードを聞いて、
この不快感が連想されなくなることを望む
どうしても記憶が結びついているから
連想して芋づる式に不快感が出てくる。
これが減ってくれればいい。



次に…
私は小学生にこの本を読むことは
おすすめしたくない。

特に想像力や共感性が強い子には、
なおさらおすすめできない。
本当に生々しい。しばらく落ち込んでしまうだろう。



もし、このブログを、
感受性の強いお子様を
お持ちの方が読んでいたら、
課題図書の選定には気をつけてほしい。
24年経っても、思い出して苦しくなってしまうので…
(今も夏休みの宿題で読書感想文ってあるのかな?)




最後に・・・
この『ナイフ』はいじめの陰湿さを
知るにはいい本だと思います。




狭いコミュニティーで生まれる
上下関係、同調圧力、いじめ…

どんなモノが知るツールとしてはいいでしょう。
ただ読むなら注意してほしい。生々しいから。


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まとめ:なんか書き終わったらすっきりしたぞ!



このブログを書くにあたって
原本をノートに書いた。
(だから口調がなんかいつもより変w)
ACの癒やしとしてトラウマと向き合うので
文字で書いた方が効果があると思ったからだ。



意外にすんなり書き進められた事に
おどろいてます。 手痛いけどね。

あとなんかやっと重たい荷物を降ろせた気がする。
24年経ってからやっと感想文書けたわ(笑)



やってやったぞ、感想文。親と教師のみなさん。
みていますかね?(みてねーよw)



ということで、今日のトラウマ棚卸し終わり!
ありがとうございました!!



written by マイ(@iamxxxgv

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