【初雪】未だに初雪が嬉しいし、6歳の時に大雪の中ソリを引いて遊んでくれた父の姿を思い出す

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雪が振りました。
というか降ってました(笑)



朝起きて空気入れ替えようと
窓を開けようとしたら、
「・・なんか白くね?」と思って。
開けてみたら真っ白でした。



北海道にきて16年。
未だに初雪は嬉しいものです。

関東出身だから雪が特別なものって認識が
がっつり刷り込まれているんでね(笑)



冬が始まったなぁ~と思うし、
勝手に脳内ではWinter,againが流れるわけです。



そして、もう一つ思い出すことがある。
大雪の中、ソリを引っ張ってくれた父親の背中だ。





父と母の離婚前。
6歳の冬、多分1月ごろ。
珍しく大雪が降ったのだ。
ほんとにもりもり降った。
※地元は茨城県なのでほとんど雪が降らないのよ。



恐らく人生初の雪だったと思う。
よく覚えていないけど、
テンションバク上げだったと思う。



どういう経緯かわからないけど、
珍しく父親が遊んでくれたのだ。
大雪の中、わたしと妹をソリに乗せて。

そりゃもういっぱい引っ張って遊んでくれたのだ。



父親の表情は覚えてない。
父親の真意はわからない。
どうして遊んでくれたのかわからない。
母親にせっつかれたのかも知れない。
でもわたしは楽しかった。



普段家にいない父親が、
丸一日遊んでくれた。
それが嬉しかったし、
飽きるまでソリで引っ張ってくれたのが
楽しかったし嬉しかった。



多分、父親も、不器用な人だったんだろう。
世間の常識や価値観に飲まれて、
自分の意志で人生歩めなかったのかもしれない。
父親は長男でしたから。



そして伴侶として選んだ母親は
とんでもなく見栄っ張りだった。
もしかしたら、
父親は母親の見栄っ張り具合を
見抜いていたかも知れない。



いろんな圧力やら世間体で苦しくなって、
お酒に逃げたのかも知れない。



最終的に会うことがなくなって、
死に目にもあうこともなかったんだけど。



少なくともあの大雪の日、
間違いなく親子だったし、
子煩悩なパパだったなぁ、と。
今更になって思うのです。



うん、本当に楽しかった。
離婚後に行ったディズニーランドより楽しかった。
いっぱいソリを引いて遊んでくれて
ありがとう、パパ。





本格的な冬が始まったようですね。
いやーここからが北海道の本気よ。
しばらくコンバースのスニーカーは封印だな(笑)



父親との、パパとの最高の思い出を
ふと思い出す初雪の小樽。



では今日はこの辺で。
ありがとうございました!


written by マイ(@iamxxxgv
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