ありのままの自分で生きるのが怖い
ありのままの自分を見られるのが怖い
ありのままの自分では否定されるし、迫害される
こんな自分ではどこに行っても捨てられる
だってお母さんがそう言ってたから
だから、わたしは、ハリボテを作った

他人から見てきれいで魅力的に見えるようなハリボテ
仕事も出来て、お金もあって、生活に困らない
パートナーとも子どもとも両親とも良好な関係を築いている
そんな女性のハリボテを立てた
そのハリボテが映えるようにお金と時間を使った
いつだってありのままの素の自分は放置されていた
でも気がついた
いくらハリボテをきれいにしても、映えるようにしても、
心に空いた穴は埋まらないこと
いつも寂しいこと
いつも怖いこと
いつも悲しいこと
わたしは間違っていた
時間とお金をかけるべきなのはハリボテではなく
ありのままの自分だった
自分を丁寧にケアして安心感と自己肯定感を育むべきだった
わたしは世界一嫌いな母親と同じ生き方をし
見事に崩れてしまった
あいつとは違ってそのまま突っ走ることはしていないが、
それだってダメージは大きい
ツケが今更回ってきている
ちょっとやそっとじゃ解決できないツケが
もうこのハリボテで生きることはしない
見栄や肩書や映えなんかもう知らない
わたしはありのままの自分で生きる
わたしはわたしのままわたしの現実を生きる
そのためにこれから時間とお金をかけていく
親がやってくれなかったのなら自分でやるしかない
もうこのわたしのままでこの地球で生きるしかないのだから
ずっと一緒なのは推しでもなく友人でもなく
自分なのだ
まずは自分
自分の生活を整えること
体のケアをすること
心のケアを忘れないこと
自分の気持ちを大事にすること
自分を取り戻すこと
母さんは私を否定したけれど
今いる環境はどう?
否定されたこと、ほぼないよね?
今の職場だってそうだし
ツイッターで避難されることもない
追い出されることもない、垢バンもない
フォロワーさんは暖かく見守ってくれる
この街もわたしを追い出すことはしない
市役所の人だって「頑張りすぎないでね」と生活の安定を支えてくれる
近所のお店の人も優しく出迎えてくれる
この街はいつだってわたしが在ることを受け入れてくれている
あの日、逃げるように地元を出てから18年
この北の大地はいつだって優しい、わたしを許してくれている
いい加減認めていいと思う、許していいと思う
これまでの自分を、これからの自分を
死にたがりな自分を、今更生きることにすがっている自分を
自分を否定するのは親に植え付けられた価値観
自分の中にいる親がいつだって否定する
敵は自分の中にいる
わたしは外の世界を味方にして
ずっと居座る親の概念を弾き出す
もうこいつに好き勝手させない
わたしがわたしで生きるために必要なこと
時間とお金と手間をじっくりかけてやっていこう
もうハリボテをかざして生きることはしない
ハリボテを捨てるために少しずつ
ハリボテを手放してそのままの自分で生きるために
written by マイ(@iamxxxgv)
※SNSもフォローお願いします!
関連記事!