薄々感じていたことがある。
でもうまくまとめられず
悶々としてました。
だけど今朝、
それを後押ししてくれる
動画に出会いました。
"育児"をしないゲイが話す"育児"の話#養子縁組#教育 pic.twitter.com/3icnXmQHxD
— カマたく@CRAZE (@takuya_hyon) January 20, 2021
カマたくさんの動画です!
人を育てるっていうほど簡単じゃないよね、と思うアラサー女子
どーもどーもこんばんは!
毒親育ちサバイバーの
マイ(@iamxxxgv)です!
最近毒親から電話があったこと、
YouTubeで育児をしている人の動画をみたりして、
子どもを産む、育てるって、
そんなポンポンいうほど簡単なものではない、と
感じています。
「結婚した?子どもはいつ?」
「独りで生活するの?子どもほしくない?」
32歳になって、
まぁ結構言われるわけです。
こういうことをね。
でも私さ、
人ひとりを育てること、
その人の人生の責任を持つことなんて、
とてもじゃないけど
できません。
子どもを産む・育てるって、
社会的なステータスを満たすものじゃないからなって。
親に言われた言葉は意外と覚えてて、大人になってからその真意に気づいてしまう
何度かピカステでも話していますが、
私の親は毒親です。
私の行動を制限し、
考え方にまで過干渉してくる親。
言われたとおりに行動したとしても、
その時の親の気分で
都合が悪ければ怒鳴るし、ひっぱたく。
お前はうちの子じゃない!!と
叫ばれるのはよくありましたねぇ。
(とんでもねーなw)
そんな毒親がよく言っていた言葉がこちら↓
「お前をいずれアイドルにして、お金儲けしてもらう」
「稼いでもらって養ってもらう」
「小さい時にけがさせてしまった、ちゃんと治療しておけば、アイドルになれただろうに」
「安定した職について、結婚して、子どもを産むのが幸せ」
「ちゃんと給料をもらってこい。それで家を安定させてほしい」
これを聴いたとき
「ああ、人間ってそういうもんなんだ、
そうならなきゃな」って思ったんです。
当時小学3~4年生くらいで。
でも、
大人になって気が付いた。
これは親が娘を利用して
楽に生きるために言ってた言葉。
「稼いで、子どももいる娘がいる」という
社会的なステータスが欲しくて、
誘導しようとしていたんです。
ああそうだったんだって
気が付いた時、絶望した。
絶望したら、
急に親が嫌いになったし、
憎くなった、恨んだ。
顔も見たくないってなりました。
気が付いたら、毒親のすべての行動が、「自分が他人からどう見えているか」に集中しているかが分かった
子どもの頃の私は、
毒親の言葉は、
私が一生懸命生きていけるよう、
励ましている言葉だと思っていました。
アイドルになって、
人気者になって、
お金を稼いで、
お母さんの役に立つ。
その代わり、自分の好きなことは一切できない。
声優になりたいと願えないし、
大好きなピアノも継続できない。
毒親の言うようになりたくて、
頑張ってたけど、
実現できなくて、
何度も自分を責めた。
何度も何度も自分を追い込んでましたね。
でも毒親の言葉の
真相に気が付いた時、
あの人が「私(娘)」ではなく、
常に「自分(毒親)」のことしか
考えてなかったことが分かったんです。
はっきり言おう、
私たち娘は愛されてなんかなかった。
ポーズで「大事だよ」、
「いつも思ってるよ」なんて言うだろうけど、
それは本心じゃない。
毒親は
「他人(第三者)から自分がどう見えているか」を
常に気にしていた。
あの人は
「シングルマザーだけど
立派に娘二人を育てあげ、
その娘は離れた地で生活している」という
社会的なステータス、
親としてやることやっている、
ある一定の尊敬の念をむけてもらえる、
そういうものが欲しかったんです。
だからやたらと
外見に関しては厳しかったし、
人様の前での行動や、
日々の宿題だのなんだの、
めちゃくちゃ文句を言われてました。
そこに、子どもを大切に思う、
子どもの意志を尊重し育てる、
子どもを愛するなんて思いはなかった。
ただただ、
アクセサリーとして、
自分の思い通りになるように
言葉をかけてたんです。
「あんたのために教育はしっかりしたい」とかなんとかね。
絶望だよ、私はただのアクセサリーでした。
カマたくさんの動画を見て思ったこと。子どもも一人の人間です。その人生の責任を持てますか?
朝、半分寝ぼけた頭で
カマたくさんの動画を観ました。
はっと目が覚めました。
まさにその通りだと。
やっと自分の中で言葉をまとめられそうだ、って。
子どもと言えど、
自分と同じ一人の人間です。
楽しむこともあるだろうし、悲しむこともある。
言葉を理解する能力もある。
自分のやりたいことを持つようにもなる。
複雑で、
だけど、
かけがえのない存在です。
その一人の人間の、
人生に責任を持てるのかってこと。
子どもはまだ何もしらない真っ白な状態。
そこに親が言葉をかけたり、
何かを教えたり、与えたりして、
その子の性格や価値観が作られていきます。
親の行動で子どもの考え方や感じ方が決まってくる。
ネガティブな考えをする子になるかもしれないし、
楽観的な子どもになるかもしれない。
柔軟な発想で生きやすい子もいれば、
いろんなものに縛られて生きにくい子もいるだろう。
長い人生を歩んでいく人間を育てるんです。
その根底になる考え方や価値観を
構築するのを親が手伝う。
途中で投げ出すこともできないハードなRPGです。
自分にはその責任が負えるのかってことなんです。
私はとてもじゃないが負えません。
なんせ自分の機嫌とるのにも精いっぱいなので。
毒親のように
「子どもがいる」というアクセサリーは、
ステータスはいりません。
だから一人でいる、一人暮らしを極めてます。
責任を負えず、
見栄を張ることで維持しようとした
毒親に何を言われても響きません。
だってあの人
「自分は親になれなかった」って
言ってるんですもん。
私たち娘は、
失敗作だったってことです。
これまでの生きた証、全否定ですよ。
なんだったんだろうって。
親の期待に添えるように
頑張ってたあの頃って。
絶望したうえで感じるのは、
親になるって、
その子の人生の責任(考え方・価値観を養うなど)を負うこと、
見守る心、そっと導く力が必要だ、と思うんだ。
まとめ:私、マイは、私の人生を生きます。
と、まあ、やっと頭整理できたかなと。
毒親にも完全に愛想尽かしました(笑)
知らねーわもう。勝手に果ててくれ。
そしてやっと
自分をもっと大事にできるなって思いました。
正直最初は
「時代のせいじゃね?」って
思ったりもしたの。
国際化が進んで
いろんな考え方が入ってきて。
それでいろいろ
生き方が変わったんじゃないかって。
でも私と同年代の方で、
親御さんが「子どものしたいようにさせる」って方針で
育児されている方、いるんですよ。
うちの毒親とは違う考えを持った親御さんが。
だからこれは時代のせいじゃない。
親個人の問題だって確信しました。
どうやら私と妹は、
考え方がとんでもない連中の元に
生まれてきてしまったみたいです(笑)
私には子どもを産み育てるという器も、
責任も持てません。
経済的にも無理だし、
一人でいるのが何より好きだから。
毒親のように、
他人からの評価を気にして、
結婚したり、出産したりなんてしません。
自分の生きたい人生を生きる、
自分の手の届く範囲のものを大切にする。
もう親からもらったものは全部捨てて、
自分の思うように生きていきたい。
まぁもしかしたら、
数年後ぐらいに
子どもを育てる器ができるかもしれないけど(笑)
まずは目の前のことを大事にしたいんだ。
同年代のアラサーのみなさん、
きっと結婚だの出産だの、
なんやかんや言われるでしょう。
でもどうか、焦らないで、
他人の意見に左右されないで。
社会的なステータスなんかに
動かされないで、ね。
私は、頑張って勉強して、
大学一発合格して、
北海道移住をつかみ取った、
自分の努力を否定しない。
むしろよくやった、と胸を張って、
この先生きていくんだ。
毒親達、お前らの策略には乗らねーからな。
せいぜい自分が操ってた人形に、
裏切られる感覚をたっぷり味わえ。
自分たちが超絶ハッピーな人生を過ごす、
これが私たちの人生に対する責任を放棄した
お前たちへの逆襲だ。
なーんてね。おしまい!
written by マイ(@iamxxxgv)
関連記事!