親の愛情を感じたことがなかった。
親から褒めてもらった記憶がない。
親に優しくしてもらった記憶がない。
親からの好意を感じたこともない。
親から信頼された記憶もない。
親から励ましの言葉をもらったことなんてない。
あるのは、自分が親にしてあげたこと。
我慢させられたこと、従順になっていたこと。
親がしんどい時に一言も反論せず話を聞いてあげた。
親に言われたとおりにお手伝いをした。
親の指示通りに着飾って人前に出た。
親の期待どおりに有名大学に合格した。
親に言われるがまま、あっちこっち買い出しに行った。
親の機嫌を損ねないように常に気を張ってた。
親に「バカね」とひどいことを言われても、我慢して受け止めてた。
本来、母たるものから与えられる愛情を、
アダルトチルドレンはもらってない、受け取っていない。
むしろ、子どもの優しさや純粋さを搾取されている。
与えられていないのに搾取されている。
親に十分に愛され、十分に大切にされた人は、
「自分は愛されている」という認識が
ココロの支えとして構築される。
これを支えにして大人になって
社会の荒波を越えていく、越えていける。
だけど、愛されもせず、大切にされなかった人は・・
ココロの支えがないから、なにかに依存する。
お酒だったり、タバコだったり、ゲームだったり、ギャンブルだったり。
人間関係も良好ではない。
「きっと騙される、騙されないように良い子にしていないと」
こんな恐れと不安が根底にあるから、
常に気を張ってるし、リラックスした関係性は築けない。
だから、うつ病にもなりやすい・・・
これだけみたら・・・
愛されずに育った「親ガチャ」大外れの
毒親育ち・アダルトチルドレンは
とんでもないデバフを食らった状態で、
社会に放り出されていると思う。
親を恨む気持ちもわかる。
周りの「愛されて育った人」が羨ましくなる気持ちもわかる。
「なんで生まれてきたんだろ・・」
そう思う気持ちもわかる。
「なんで生きてるんだろう・・」
「生きてる意味ないんじゃない・・」
こう思う気持ちもわかる。
だってわたしが、そうだったから。
でも、でも、
どうか、人生をここで終わらせないで。
だって、オレたちは”すごい”んだから。
何がすごいかって?
それは「愛されずに育った人がここまで生きている」ということ。
親から愛され大切にされて育った人は、
「自分は愛されている、大丈夫」という
”ココロの支え”がある。
これがあるからそう簡単に倒れない。
成長していろいろ経験していくうちに、
”ココロの支え”から与えられた
武器や防具を装備することができる。強くなれる。
だから簡単にやられることはない。
だけど親に愛されず大切にされなかった人は、
「自分は愛されている、大丈夫」という
”ココロの支え”がない。
だから挫折する、落ち込む、不安になる。
疑心暗鬼になる、いつも気を張っている。
自分がわからなくなる。
”ココロの支え”がないから武器や防具は手に入らず・・・
生まれたときの状態で、肉体が成長してしまっている。
武器や防具がないまま、
ここまで生きてきたのだ。
何も装備なしで、ニンゲンとして生きてきてるの。
下手をすれば倒れていてもおかしくない、
社会に出れなくなっていてもおかしくない、
命を落としていてもおかしくない。
なのに今オレたちは”生きている”。
ボロボロになりながらも、その足で立っている。
この”事実”をココロの支えにして生きていこう。
そして自分を第一に考えて生きていこう。
そうすれば、愛されて育った人とはまた別種だけど、
愛されず育った人も武器と防具を手に入れられる。
自分のすごさを認識してほしい。
あなたはすごい!
武器もないのにここまで素手で戦ってきた。
防具がないから、うまいこと攻撃を避けて
ここまで生きてきた。
すごいことだ。
RPGで言ったら、まじで初期アバターのまま、
数々のボスをボコボコにしてきたようなもんだ。
すごい、この事実に気づいて。
自分が乗り越えてきたことを、
自分の原動力・ココロの支えにしていこう。
多分、これからも・・・
愛されて育った人との違いとか、
過去の思い出が蘇って苦しんだりとか、
昔の価値観に縛られてしんどくなったりとか、
出てくると思う。
なんなら癒やしが一生必要かもしれん。
でも、大丈夫。
だってあなたには、長年乗り越えてきた歴史、
ココロの支えたる”事実”がある。
だから癒せるし、価値観も変えられる。
自分を第一にできる。
強いんだよ、まじで。
経験値がエグい貯まっている感じ(笑)
ただ貯まってるだけで
ココロのレベルアップに使ってないだけ。
使っていこう、ここから大きく飛躍しよう。
オレたちは大器晩成型の強いニンゲンだ。
◇
◇
◇
加藤諦三さんの本を読んで、
自分なりの言葉に変換したく、
ここにブログとして残します。
わたしたちは、すごいんだよ。
読んだ本はこちら↓
違和感に気づき、歪んだ価値観に気づき、
親が”愛することを知らなかった人”と認識し、
自分がアダルトチルドレンと認識した人は、
アダルトチルドレンだと受け入れた人は、
もうその時点ですごい。
だって自分で気づかないと改善できねーんだ、
アダルトチルドレンの特徴は・・・。
あなたはすごい。
わたしもすごい。
オレたちはすごい。
もう自分を卑下しないで。
胸張って生きていこ。
では、今日はここまで!
ありがとうございました!
written by マイ(@iamxxxgv)
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