突然ですが、
毒親と電話をしました。
最近の生活状況と
ちょっと菓子折りを
送ってくれないか、とのこと。
私は関わりたくないので
「嫌だ。送らない」と断ったので、
まぁ、気分はスッキリなんだけど。
会話に見えてきたのが、
一人で周りを威嚇して、
意地を張ることが
なんて悲しいんだろう・・ってこと。
借金から始まった親戚関係のいざこざ、そして彼女は一人でなんとかしようと立ち上がる
これはとある女性の話。
末っ子に生まれ、
姉たちは結婚し、出産済み。
皆彼女の結婚と
出産を心待ちにしていた。
そして彼女は結婚し、
出産に至る。
お相手は長男。
できることなら
跡継ぎとなる
男の子の誕生を望んでいた。
だけど、生まれてきた子どもは
女の子だった。
跡取りには相応しくなかった。
さらにお相手は
仕事の道具なのか、
見栄を張るためなのか、
転職を繰り返し、
不要な機材の購入などを
積み重ね・・・・
気が付けば膨大な
借金を抱えていたのだ。
妻として、
彼女は借金をどうにかするため
姉たちに保証人をお願いする。
だが、夫は借金に対して
向き合おうともせず・・
結局彼女と姉たちで
対処することになる。
そこで彼女と姉たちの仲に
亀裂が走る。
「もう身内に迷惑はかけない」と
決めた彼女は、
一切身内の援助は受けなくなった。
膨大な借金を抱えているも
向き合おうとしない
見栄っ張りの夫も、
これ以上は面倒を見れないと
見切りをつけて離婚。
養育費などは一切受け取らず、
自分一人で娘2人を
育てることを決心する。
誰にも頼らず一人で。
世間の目も気になるから、
時々娘と父親を会わせて。
娘には厳しくしつけをして、
よい成績を収めるようにして・・
彼女は人に頼ることを
全くしなかった。
全部ひとりでなんとかしようとした。
国や自治体の補助も
「そんなものならいらない!」と
叫び散らし。
周りの人間の行動に
いちいち文句をつけ
「気を付けなさいよ!」と
怒鳴り散らし。
どうにもならなくて
身内に援助を求める時も、
「こうするからこうしなさいよ、
あんたには貸しがあるのよ」と
常に上から目線。
まさに孤独。
誰にも頼らない。
きっと彼女は
「これがまさに自立」とでも
思っていたのだろう。
その様子を
直に見ていた彼女の娘は
違和感を感じていた。
「どうしてこの人は
周りを信じないのだろう、
頼らないのだろう。
世界はこんなに優しいのに。」
そうこれが毒親の話。還暦を迎える今も、彼女は周りを信じようとはしないのだ
これ私の親の話。
まぁ自分もね、
一人で頑張ろうとして
鬱病になって・・・
仕事できなくなった時に
気が付いたんですが。
世の中周りに頼っていいんですよ。
親戚だけじゃなくて、
近所の人とか、行政とか、
職場の人とか。
頼るとめっちゃみんな優しいの。
それで物事が回って、
人生が生きやすくなる。
それを知った私から見ると
「なんでこの人、
まだ意地張って
一人で立とうとしているんだろう」と
疑問になるわけです。
私は32歳で
実家を出て13年になりますが、
彼女は全く変わってません。
ずっと意地を張り続け、
ずっと文句垂れている。
たまに話せば
世間に対する愚痴しか出てこない。
「じゃあ言いくるめればよくね?」と
以前の私なら思いますが、
今は言いくるめるのもやりません。
こちらのブログでも書きましたが、
毒親は変わりません。
まぁ他人を変えることはできないので
当然っちゃ当然かもですが、
変わらなさは極級です。
だから聞き流す。
「いや、こうしろよ」って思っても
言わない、突っ込まない。
ただ聞く。
何か嫌な気配がするものを依頼されたら
きっぱり断る。
毒親の娘がやることと言ったら
これくらいですわ。
話が終わったら
すぐにゲームをする。
これ鉄則。
第三者から見ると、周りを頼らず一人でやっている姿は、悲しくてつらいだけ
これは私からみてもそうです。
彼女の行動は
悲しく、辛いものに見えます。
一言、「助けて」と言えば
手を差し伸べてくれるのに。
「お願いします」と頭を下げれば
よき道へ進めるよう
助言だってくれるのに。
人って一人じゃ生きてけない。
これホント。
誰かに支えられて、
誰かを支えて生きている。
周りに手助けアイテムがあるのに
一切使わないで、
いかくだけを繰り返して、
ずっと同じ技でゲーム進めるような感じ。
苦しいでしょ、辛いでしょ。
実際彼女も苦しいって言ってた。
なのにそこにずっといる。
苦しい環境に身を置き続ける。
そこにいるのが当たり前なんだね。
ちょっと周り見れば
もっとハッピーな環境が
あるのにね・・・。
まとめ:今後も特に介入せず、淡々と対応していきます。
親の、彼女の人生は
彼女のモノなので、
私は今後も特に介入せず、
淡々としていようと思います。
だって自分の人生で
手一杯ですから(笑)
こういうのって
自分で気づかないと
変えられない。
だからもう私は
北の大地で
自由を満喫しながら
「あ、そう、勝手にして」という
スタイルで付き合っていきます。
そんな感じ。
私は彼女を反面教師として
柔軟に、周りの人の力を
適宜お借りして・・(笑)
生きていこうと思います。
悲しい、辛い道筋は
俺はごめんだぜ、
その道は子どもの頃に
さんざん通ったしな!
そんな感じ、今日はおしまい!
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