女性は月に一度、
生理がやってきますよね。
生理前になると
どうにもイライラしたり、
ストレスを感じやすく
食べ過ぎてしまったり、
なんとかく調子が悪かったり・・・
生理が終わると
一気に気分が明るくなって
仕事もなんなくこなせたり・・・
女性の体は
めまぐるしく
調子が変わります。
そこで
今回は生理の4つのサイクルについて
ご紹介します!
これを押さえておけば
体調管理して
日々楽しく過ごせますよ!
女性を支えている2つのホルモン
女性のからだとこころを支えているもの。
その中に生理にも深い関わりがある
2つのホルモンがあります。
それがこの2つ。
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
・黄体ホルモン(プロゲステロン)
卵胞ホルモンは
女性らしさを作るホルモンと
言われています。
子宮内膜を厚くしたり、
体温を下げます。
また、
自律神経や
気持ち・感情の面でも
大きく影響します。
黄体ホルモンは
妊娠を助けるホルモンです。
受精卵が着床しやすい状態にしたり、
体温をあげます。
体の水分を保ったり、
食欲を増進させます。
この2つのホルモンが働いて
女性のからだとこころを保っています。
また、このホルモンの
上昇と減少によって
女性のからだとこころは
大きく変化するんです。
その詳細をみていきましょう!
女性の体に訪れる4つのサイクルとは
女性のからだとこころは
卵胞ホルモンと
黄体ホルモンの
上昇と減少によって
様々な影響がでます。
まずはこのグラフをみてください。
ホルモンの量と体温の影響により
「卵胞期」
「排卵期」
「分泌期(黄体期)」
「月経期」の
4サイクルに分かれます。
卵胞期
卵胞ホルモン:多い
黄体ホルモン:少ない
体温:低め
卵胞ホルモンが多く分泌されている時期です。
卵胞ホルモンは
女性らしさを作るホルモンのため
この時期は体調も心の調子も
良い時期です。
排卵期
卵胞ホルモン:少ない
黄体ホルモン:多い
体温:高くなる
黄体ホルモンの分泌が多くなる時期で、
妊娠するために体が準備に入ります。
このため、
感情の起伏が激しくなったり、
ニキビができやすくなったりします。
分泌期(黄体期)
卵胞ホルモン:少ない>多くなる
黄体ホルモン:多い>少なくなる
体温:高め
ホルモンの分泌量が
入れ替わる時期のため
攻撃的になり
イライラしやすい時期です。
また自律神経も
乱れやすい時期のため
無理しないことも大切です。
月経期
卵胞ホルモン:だんだん少なくなる
黄体ホルモン:だんだん多くなる
体温:低め
出血が始まり
鉄分が足りなくなる時期です。
腹痛や腰痛、頭痛、
様々な不調が出てくる時期です。
ここも無理をしないでリラックスして
過ごすことが大切です。
なお生理が終わるころには
卵胞ホルモンが増えてくるため
気分も体調も安定してきます。
まとめ:体調の変化を知って心穏やかに過ごそう!
このように
女性は1か月間の間で
目まぐるしく体調が
変化します。
この体調変化をものともせず、
バリバリ働いたり、
育児をしたり、
会議に出たり、
モデルをやったり、
おしゃべりをしたり・・・
頑張って生きている女性のみなさんを
本当に尊敬します。
素晴らしいです。
このホルモンの増減によって
体調が変化することを知っていれば
いざ不調になっても
どうすればいいか
対策を練ることができます。
ぜひ覚えておいてください!
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